風俗のサービス内容の基本プレイとして、「素股」というのがあります。
ソープランドや、フェラチオを売りとしているピンサロなどでは、あまりないプレイではありますが、ファッションヘルスやデリヘルなどでは基本のプレイとなります。
言葉、漢字からなんとなくイメージが湧く方もいるかもしれませんが、単に「素股」といっても大きく分けると2種類に分けられます。詳しくは後ほどご紹介いたしますが、お店の方針などによって異なりますので、しっかりと確認をすると良いでしょう。
また、人によっては本番行為よりも気持ちが良いという方もいるほどですので、難しそうでちょっと危険なプレイなのでは?と疑問に思っている方もいるかもしれませんが、テクニックさえ掴めば指名数も増えること間違いなしです!
素股ってどんなプレイ?
素股にも2つの方法がある?
「素股」は大きく分けてふたつに分かれており、一つが性器同士を擦り合わせて刺激を与える行為のこと。
もう一つは、男性器を股に挟む、または手で刺激を与える行為です。
要は、女性器に男性器を当てるか当てないかということです。
これらの認識はお店を経営している方、またはお客様の年代にも関わってくるようです。
元々「素股」は、江戸時代などの芸者さんや花魁がお客様と本番行為を行っているように思わせる行為から始まっていると言われています。
ですので昔の考え方が残っていれば、お互いの性器同士を擦り合わせて行うことが当たり前となっていますが、新しいお店、お客様などであれば、性器同士を擦らせるのではなく、いかにも膣に触れているかのような感覚を与えられるかというのを重要視しています。
性器同士を擦らせることへ抵抗がある方もいるかと思いますが、実際全てのお店・お客様がそうというわけではありませんので、一度お店の方針を確認してみると良いでしょう。
素股のリスク
「素股」に抵抗がある方の一つの要因として、衛生面・病気の感染などがあるのではないでしょうか?また、素股をやっていると実際に膣に入ってしまうのでは?と不安になる方もいるかと思います。
素股をするしないに限らず、風俗で働いている以上、性感染症にかかってしまうリスクは通常よりも高まってしまうことは念頭に置いておきましょう。
性感染症は、その人が持っている感染源が、精液や膣分泌液、血液、粘膜を通して感染してしまう病気です。
感染をしても病院で受診し、薬によって完治する病気も中にはありますが、感染すると完治しづらい病気や、最悪死にいたる病気もあるのです。
女性器に当てない方法でやったとしても、股や手は男性器に触れることになりますので、病気にかからないとは言い切れません。また、ローションをつけるため滑りも良くなり膣内に入ってしまう恐れもあります。
素股というプレイに限らず、病気や妊娠のリスクを減らすには、コンドームを着用してプレイを行うことです。また、定期的な性感染症の検査を受診することも大切です。
しかし、コンドームの重要性を理解しきれないお客様が多いため、コンドームにこだわりすぎてしまうとお客様が減ってしまう可能性もあります。
素股とマンズリの違い
先ほど素股には2つの方法があると説明しましたが、実は正しい素股とは、女性器を男性器に当てずに行うプレイのことです。
そしてもう一つの方法としてご紹介した、性器同士を当てることこそがマンズリと呼ばれるものなのです。お客様もお店の方もしっかりと理解していない方が多いため、「素股」のやり方を間違って覚えてしまう風俗嬢も多いのです。
素股のやり方と注意点
素股をするときの体勢も色々ありますので、体勢別のやり方をご紹介いたします。
騎乗位
騎乗位は、素股と聞いて1番に思い浮かぶ体勢なのでははいでしょうか。
基本女性が主導となるため、途中で膣内に男性器が入ってしまう恐れが一番低い体勢です。
まず男性には仰向けになって寝転がってもらい、そこに女性がまたがり、腰を動かすことで男性に刺激を与えます。
正常位
正常位は男性優位のプレイとなるため、少しリスクが高まってしまいます。
女性が仰向けになって寝転がり、男性が女性器周辺に男性器を当て動きます。最も膣内に入りやすい体勢となるため、入るのを防ぐためにも、男性器を手で握るなどして防ぎましょう。
後背位(バック)
こちらも男性が優位となって、男性が動いてもらって刺激を与えます。
女性は両手をついて四つん這い姿をとるため、こちらも膣内に入らないように気をつけなければなりません。股を閉じてその間に男性器を挟む、もしくは立ちバックなどで片手だちとなり、もう片方の手で男性器を握り、膣に入るのを防ぎましょう。
お客様が喜ぶ素股のポイント
ローションを惜しみなく使う
ローションを使用することで、摩擦を減らし傷がつくこと、そしてお互いの皮膚や粘膜が直接触れることを防ぐことで、お互いの身体を守ります。
また、ローションのヌルヌルによっていかにも膣内に入れているかのような感覚に近づけることができるため、惜しみなく使用しましょう。
腰の動きや力の入れ方に強弱をつける
腰の動きを上下だけではなく、左右に動かしてみたり、手の握り方や股で挟むときに力の強弱をつけてみましょう。フィニッシュに近づいてきたら、動きを早めたり、力をもう少し入れてあげることでお客様を快感へ導くことができます。
エッチな声、表情を恥ずかしがらずに出す
興奮を高めるためにも、多少の演技力も大切なポイントです。あまり気持ちよくなくても吐息が漏れていたり、リズムとともに声が出てしまっている様子、感じているような表情に男性は興奮しますので、恥ずかしがらずに声と表情に出していきましょう。
もし恥ずかしさが抜けない場合は、少し部屋を暗くすることで雰囲気をかもち出すことができますし、自身をさらけ出しやすくなるため良いかもしれません。
無理なプレイを強要された場合の対処法
素股をする時の男性の心理として、「あわよくば入ったら・・・」と考えている方も多いでしょう。本当に入れるつもりもなく入ってしまった場合には、怒ると空気も悪くなってしまうため、優しく「ダメだよ」と笑いながら注意をしましょう。
しかし、意図的に入れようとしてきたり、無理に強要をしてくる場合には、男性器に手を添えて絶対入らないようにカバーをするか、女性主体となって男性にはされるがままの状態になってもらい、いかにも本当に入れているようなテクニックで射精させる方法もあります。
それでもしつこく入れようとしてきた場合には、お客様といえどもルール違反になるため、力尽くでプレイをとめ、「お店に連絡させていただきます」と言って中断しても構いません。
自分の身を守るためにも正しい方法を覚えよう
こういったプレイなどは教えてくれる人もあまりいないため、自分で試して覚えていくものです。
ですので、間違った方法でやっていても直してくれる人はあまりおらず、多くの人が自身のやり方が間違っていると気づきません。そのため今回ご紹介した「素股」についても、間違えた方法で覚えている方がほとんどです。
正しい方法を覚えてテクニックを磨くことで、お客様への満足度を高め、そして信頼も得られることで、指名率アップも目指せるでしょう。