風俗で働くためには、必ず個人情報を提出しなければいけません。
それは法律で定めされているからです。
しかしあまりいいイメージのしない業界だけに、個人情報を預けるのは躊躇してしまう人も少なくないでしょう。
確かに業務内容だけを見ても、恥ずかしい行為ばかりだけに、不安になるのもわかります。
結論から言ってしまうと、そこまで不安になる必要はありません。
お店側からしてみても、何のメリットもないからです。
とはいえ、働いているスタッフやキャストからトラブルが勃発する可能性もあります。
お店選びは慎重にしたほうが無難ですよ。
- お店側は個人情報をしっかり守っている
- 守らないとお店が大きく損をするから
- それでもお店選びは慎重にしたほうがいい!
風俗のお店で個人情報を守らないといけない理由
上記でも紹介しましたが、キャストや男性スタッフも含めて、風俗で働く人は全員個人情報を提出しなければいけません。
それは法律で決められているからです。
お店で働く人がいる限り、全員の個人情報を手元に保管しておかないと、お店そのものが違法となってしまいます。
働く前に身分証明書を提出しておき、その情報と一緒にお店ごとに保管しているのが普通です。
そして面接の際に細かい個人情報を聞きだして、お店で働けるかどうかを、お店側が判断します。
面接といっても、風俗に限らず、似たような内容を質問されるでしょう。
ほとんどの風俗のお店では、聞かれる内容が似ているはずです。
何件か面接を受けているとわかるでしょう。
そんな経験をしている人こそ、法律で守れているんだな…となんとなく実感できます。
従業員名簿を作る必要があるから
法律によって個人情報が必要になってくると紹介しましたが、これには従業員名簿というものが関わっています。
スタッフ全員の以下のような個人情報をまとめておき、全て保管しなければいけません。
- 名前
- 年齢
- 生年月日
- 性別
- 仕事の内容
- 採用した日
- 退職した日
- 書類を確認した日
これは風俗のお店だけでなく、一般的なお店も同じです。
風俗だからしないといけないわけでなく、お店を出して商売をする以上、避けられない道と思っていいでしょう。
未経験だと尚更心配でしょうが、お店もしっかり法律を守らないと、お店そのものを開けません。
また情報が流出すれば、お店で働くスタッフも心配になり、働き手が辞めてしまいます。
従業員名簿で、弱みを握られてしまう…なんて話はほぼありません。
もちろんお店によるとしか言えませんが、個人情報を脅しに使うようなお店は、おそらく評判を聞けばすぐにわかります。
何も悪い話がないのなら、普通に働けると思ってください。
キャストが働いているのがバレる可能性があるから
お店側からしてみれば、働いてくれるキャストは大事なパートナーです。
むしろ大事にしてくれるお店も多いので、安心して働きましょう。
特に身バレを気にする女性が多いので、身を守る意味でも個人情報を聞いて対策してくれます。
- 家族構成
- 電話番号
- 仕事先の住所 など
上記の内容を参考にして、身バレしないように努力してくれます。
その中でも吉原年齢を使って、あなたの年齢を偽ってくれるので、バレる可能性をかなり抑えてくれるでしょう。
もちろん防犯カメラを受付付近に設置して、身内などが来店してくれば、指名できなくするなどの対応もしてくれます。
それもこれも、個人情報ありきの話です。
身バレをしたくない人こそ、個人情報はしっかり相談しておいたほうがいいでしょう。
個人情報の管理にはやり方がある!
大丈夫と言っても、それでも不安…。
このように思う女性も、まだまだ少なくないと思います。
そこで風俗の管理の方法について、もう少し詳しく見てみましょう。
- 不採用:処分してくれる
- 採用:PC上に保存or書面で保管
- 退店:3年間の保管義務
少なくとも採用と決まれば、働く女性に関しての情報は大きく分けて2つです。
これらを管理しているのは、本店ではなく、支店ごとに分かれます。
つまり店長などの上の人が管理しているはずです。
お店側がしっかり管理しているかどうか確認すれば、個人情報が無事かどうかわかるでしょう。
また仕事を辞めたとしても、個人情報はしばらく残す必要があります。
とはいえ、3年間となるので、それ以上は処分されるでしょう。
個人情報が流出?可能性が低いとされる理由
個人情報を管理されているのが不安…と感じる女性は、悪用されるのでは?と信用しきれていないからでしょう。
実際上記の情報を悪用するとなると、多くの場合が自分にメリットがあるかどうかで判断するはずです。
1番わかりやすい利用方法は、「個人情報の売買」ではないでしょうか?
個人情報を巡っては「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる米国のIT大手4社がネットサービスなどを無料で提供する代わりに、利用者から膨大な個人情報を吸い上げ、デジタル経済を席巻している。
国は日本独自のデータエコノミーの確立を目指すが、どんなデータが価値を生むかはまだ手探り。「100~500円の幅で対価を設定し利用者の反応を探っている状態」(マイデータ・インテリジェンス)だ。「生活者」が主役のモデルを築けるかがカギを握る。
※引用:NIKKEI STYLEより
超大手であるGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)であったとしても、現時点で500円程度の取引です。
その程度の利益で、個人情報を流すとは考えにくいと思いませんか?
むしろ信用を失って、働き手がいなくなったほうが、お店としては痛手です。
そう考えると、お店側が売買のために個人情報を流す確率は低いと思っていいでしょう。
風俗店が法令順守しないといけないから
しかもお店側からしてみれば、個人情報をしっかり管理していないと、罰金を支払うことになる可能性があります。
それだけ個人情報の取り扱いは、慎重でないとデメリットしかないわけです。
従業者名簿の備え付けを怠ったり、名簿の記載に不備があった場合には、10日以上80日以下の営業停止(基準期間20日)処分のほか、100万円以下の罰金刑がありえます。
※引用:株式会社のぞみ総研より
そもそも風俗のお店というのは、警察が管理している業種です。
少しでも変な動きをすると、すぐにバレてしまうので、そういう意味でも安心できると言えるでしょう。
業界全体でいいイメージがないからこそ、安全な仕組みを作ってくれているので、そこまで不安になる必要はありませんよ。
悪用されたケースがあるのは事実…(マレ)
とはいえ、どの業界であっても、一定数トラブルが起こるのが現実です。
風俗業界に関しても、徹底して管理できていたとしても、一部の変な人の影響で個人情報が悪用されたというケースもあります。
風俗業界では別のトラブルが起きている。都内の風俗店関係者は「今年に入って大量に店の女の子がやめたんです」と話す。同店には十数人の女性従業員が在籍していたが、複数の女性から「実家や自宅に私の風俗勤務を暴露する文書が届いた」と報告があったのだ。
※引用:東スポwebより
このケースはマレですが、働き手であるキャスト同士が、個人情報を悪用していたそうです。
誰が犯人かはすぐ明らかになった。「古株の子の仕業でした。新人や、自分より人気の子の活躍に嫉妬したことが原因のようです」。店の事務所は待機所も兼ねており、経営者の管理が甘かったのか従業員名簿を盗み見て住所を割り出したという。
※引用:東スポwebより
そもそも風俗というのは、実力主義の世界でもあります。
少しでも人気が出てしまうと、報酬にかなり差が出てしまうため、嫉妬も多くなるでしょう。
報酬が一般的な仕事より多いというのもあり、お金を理由に働く女性も少なくありません。
お金のトラブルは怖いといわれるだけに、普通に業種よりは、トラブルも起きやすいかもしれません。
そういう意味でも、個人情報の扱いは、お店をよく見て判断したほうがいいでしょう。
信用しにくい…風俗でも個人情報は法律で守られている!
風俗というのは、世間的にいいイメージがないだけに、個人情報の扱いにも不安になるでしょう。
しかしそれは最初から分かっているだけに、個人情報の扱いは法律でしっかり守られています。
お店側がしっかり守っていないと、罰金などの罰則が用意されているからです。
しかしお金が絡む業界でもあります。
キャスト同士の嫉妬などで、トラブルが起きかねません。
その際に個人情報が利用された事例もあるので、お店選びはかなり大事です。
- 面接の際にスタッフが遅れてくる
- お店のルールが作られていない
- 仕事内容を聞いてもあやふや…
このように管理ができていないお店だと、個人情報もしっかり守られていない可能性も考えられます。
逆に面接を受けてみて、印象がいいお店だと、管理もできているでしょう。
お店選びがかなり重要になってくるので、適当に風俗で働くのだけはやめたほうがいいですよ。