風俗というのは1回接客するだけで、それなりの高額な報酬が手に入る魅力的な仕事です。
しかし必ず性病ついて回るだけに、少し躊躇してしまうでしょう。
現在風俗の仕事をしている人なら、「自分は病気なのでは?」と不安になっているかもしれません。
そんな人のために詳しくまとめてみました。
結論から言ってしまうと、風俗で働くのなら、定期的に性病の検査を受ける習慣を付けてしまいましょう。
これだけで不安材料はかなり抑えられますよ。
- 風俗では性病に感染するリスクが高い
- 放置しても完治しないものばかり…
- 症状が出ていなくても検査を受けるのが基本!
性病とは?
そもそも性病というのは、どんなものという前提条件を紹介しておきます。
これは名前のとおり、病気の一種です。
しかし感染経路が、一般的な病気に比べてある程度決まっているので、性病といわれるようになりました。
このように風俗では必ずしないといけない性行為によって、お客様から感染する、もしくは風俗嬢からお客様へ感染させてしまうリスクがあるわけです。
自分が感染して病気になるのもつらいですが、お客様に感染させてしまうのも、かなりショッキングでしょう。
お店側から見ても、お客様に感染させたとなると信用問題になります。
必ず対策をしてほしいと、風俗嬢に伝えているはずです。
それだけ深刻な問題でもあるので、詳しくなっておいて損はありません。
ちなみに性病といっても、原因となる細菌などによって症状なども変わってきます。
どんな病気があるのか、有名なものに絞ってまとめてみました。
淋病
この性病のポイントとなるのは、男性だと「膿」です。
男性の性器から膿が出ているのなら、淋病になっている可能性があります。
風俗で働くのなら、そんな状態の男性がお客様なら、コンドームを付けるなどして対処しましょう。
体から出る体液に触れてしまうと、感染するリスクがあります。
もともと淋病というのは、淋菌というものに感染しますが、無症状のこともあるほどわかりにくいものの一種です。
- 咽頭(のど)
- 尿道
- 子宮頚管 など
これらの場所に感染するので、女性ならおりものや不正出血など、いつもと違う症状が出てくるケースがあります。
このように感染したからといって、淋病になったかどうかわからないのが怖いところです。
怪しいお客様に接客した時は、特に体調の変化に注意しましょう。
クラミジア
性病といえば、この名前を聞いたことがあるでしょう。
それだけ有名なクラミジアですが、具体的にどんな病気は把握できているでしょうか?
こちらもクラミジアに感染したお客様には、できるだけ距離を置くなど、注意したほうが無難です。
お客様から見た症状としては、これも男性器から出る「膿」と「痒み」でしょう。
人によっては男性器が腫れているようです。
ところが潜伏期間が1カ月以上あるため、見た目ではわからないケースもあります。
女性に症状が出た時は、これもおりものや下腹部の痛みがわかるようになっているでしょう。
ちなみに感染する場所が喉だった場合は、「咽頭クラミジア」という病名になります。
この場合無症状だったという人が多く、感染したかわからないといったケースはよくあるでしょう。
一部では喉に違和感があって、痛みを感じるようになるようです。
梅毒
梅毒もよく耳にする有名な病気です。
症状としては、初期だとそこまで大した病気に見えないかもしれません。
しかしそのまま放置していると、死亡してしまうリスクが上がる病気なので、注意しておいたほうがいいでしょう。
汗腺して数カ月程度では、痛みや痒みなどの違和感はありません。
しかし皮膚にしこりができるなど、今までにない症状が出るのは確かです。
男性としては、初期だと亀頭や陰茎などの部分に、しこりができやすいとされています。
また女性も含めて口の中にも硬いしこりができるので、注意して接客しておきましょう。
女性が感染してしまうと、膣周辺にしこりができるようです。
しこりだけなら問題ありませんが、感染して数カ月経ってからだと、症状が変わってきます。
全身に豆ほどの発疹がいくつもでき、この時点で見た目からの変化でわかるでしょう。
さらに放置すると、臓器や骨にまでしこりが増えて、死亡するリスクが上がるというわけです。
性病に感染してしまう原因を知って対策!
そもそも上記で紹介した病気は、どれも病気をもったお客様からの感染です。
もちろんプライベートで性行為をした場合も感染するので、風俗で働くのならどちらにしても、男性が性病に感染しているかどうか確認しましょう。
性行為と聞くと「セックス」というイメージがあると思います。
確かにセックスをしてしまうと、自分の体内に病原菌が入り込んでしまうでしょう。
それだけでなく、上記に書いてあるように粘膜に触れるだけでも、病気になってしまうリスクが上がってしまいます。
- セックス
- キス
- オーラルセックス
セックス以外でも、キスだけで感染した…なんて話もあるくらいです。
意識しにくいかもしれませんが、お客様だけでなく、パートナーも怪しいと思ったら検査を受けに行きましょう。
もしパートナーが感染していたのなら、あなた自身も感染のリスクが高くなってしまいます。
性病は治療できる?どんな方法で治すのか?
病気になってしまった…と感じても、そこまで不安になる必要はありません。
病院に行けば、治療をしてもらえるので、安心してくださいね。
治療法としても、そこまで大変なものは少ないでしょう。
大半の性病では、薬を飲むなどの簡単な治療で治りますよ。
症状によったら、塗り薬や注射などの処置になるものもありますが、早く対処できれば問題ありません。
薬の副作用を気にする人がいるかもしれませんが、これもちょっとしたもので済みます。
多くの場合が下痢で終わるようですが、胃腸系や弱い人だと胃痛などの症状が出ますが、これは治療以外でも起こりうる副作用ですね。
性病検査をしたほうがいい理由
上記のように治療は簡単と紹介しましたが、そのまま長期間放置してしまうと、投薬以外の方法を使わないと完治できなくなります。
あまりにひどい時には、手術なんてことも起こりうるでしょう。
そもそも放置していても完治できるものはありません。
ひどくならないうちに、早めに検査を受けて治療してもらいましょう。
- 保健所
- 性病科
- 泌尿器科
- 婦人科 など
検査を受けられるのは病院だけではありません。
じつは保健所でも検査が受けられるので、場所によってはうまく利用してみてくださいね。
場合によったら、検査だけだと無料というものもあります。
料金
病院で検査を受けたほうが安心という人は、ある程度の料金を用意しておきましょう。
病気の種類によって差がありますが、一般的には以下のお金を用意しておけば安心して検査が受けられますよ。
保健所だと無料の代わりに、検査が受けられる病気の種類が限定的でありますが、病院だとどの病気も検査をしてくれます。
時間に関しても、保健所より融通が利く点もメリットですね。
性病にかからないための予防法は思ったより単純
風俗で働いている以上、どうしても性行為は付きものです。
100%予防できるかといえば、ほぼ無理だと思っていいでしょう。
しかし上記で紹介した病気には、男性器を見るなど、症状でわかるケースもあります。
男性器をチェックするように意識して仕事をしているだけでも、感染するリスクが抑えられるはずです。
さらに包茎の男性は、陰部に細菌などが繁殖しているなど、感染リスクが高くなっています。
口から感染する可能性があるので、包茎男性に接客をする時は、せめてシャワーなどで洗うなどの対処が必要です。
また感染していないかどうか定期的に検査を受けるのも、病気で悩まないようにするための対策になります。
症状がないにしても、検査のためのスケジュールを空けておきましょう。